ロイヤルバザールな日々

エキゾチックなペルシャのインテリア雑貨やアクセサリーを揃えたセレクト・ショップ「ロイヤルバザール」の店長の日記です。                  一杯のチャイとともにごゆっくりご覧ください。

明けましておめでとうございます。

イランは今日がお正月です。

お正月のことはイランで“ノウルーズ”と言いますが、この起源は古代ペルシャ、ゾロアスター教からの長い歴史を持ちます。

ノウルーズは毎年太陽が赤道の真上に来て昼と夜の時間が同じになる春分の日になります。

冬の寒さが終わって徐々に暖かくなり、木々の若芽が息吹いてくる気持ちの良い季節に迎えるノウルーズはイラン中でわくわくしながら待ちわびています。

私も毎年ノウルーズを迎える季節になると気持ちが浮かれてくるのですが、今年は大震災のことを考えてお祝いを自粛することにしました。

イランに住む家族も、被災者のことを考えて今年は控えると言っています。

普段ノウルーズではどのようにお祝いとするというかというと、ちょっと変わっているんです。
“ハフトスィーン”を各家庭のテーブルに飾ります。ハフト=数字の7、スィーン=アルファベットのSを意味し、以下に述べる「7つのS」を用意してきれいに飾るのです。

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 スィーブ=りんご(美と健康の象徴)
 セッケ=コイン (繁栄と富の象徴)
 セルケ=酢 (長寿と忍耐の象徴)
 スィール=ニンニク (医学・薬の象徴)
 サマヌー=小麦の新芽で作った甘いプリン (豊かさの象徴)
 センジェド=ナナカマド (愛の象徴)
 サブゼ=新芽 (再生の象徴)

なんか面白いでしょう?

その他にも「金魚」「お花」「ろうそく」なども飾ります。
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それからノウルーズには新しい洋服を着ることになっています。

日本と同様、お年玉のような習慣まであります。もちろん日本のように、年上の人が年下の人にあげるのです。


今年も我が家でノウルーズをお祝いしよう、と思っていたのですが、10日前に大震災が起こってしまい、今住んでいる秋田の近くの県では信じられないような被害が生じてしまったので、今年は普通どおりに静かに過ごします。

日本のお正月の時も、妻の祖母が亡くなってしまったので何もしませんでした。悪いことがあったら自粛するという習慣、その辺も日本とイランでは何だか似ていますね。

イランの家族も日本のことを思い、毎日お祈りしているそうです。私も悲しい日々を送っていますが、幸運にも秋田の被害は少なかったし、家族もみな無事なので、神様に感謝をしつつ今できることを頑張っていくつもりです!
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